
太平洋諸島ニュース 【農水産開発動向】
(太平洋地域)
フォーラム漁業機関(FFA-The Forum Fisheries Agency)は今週トンガで、太平洋で増えている不法漁業行為を阻止するため漁業協定内容を強化するための会議を開く。その一つは漁業禁止区域に漁船が入ることを止めさせること、もう一つは漁船員が禁止されている魚を獲ることを制限することである。改定案は今年末のフォーラム首脳会議に提出される予定である。FFAの法規担当官は、不法漁や未報告の漁獲量は年間約700万米ドルになるほどの大きな損害額だと推定している。
(RNZI/ May 7, 12)
太平洋諸島ニュース 【鉱物資源開発動向】
(フィジー)
ブアの「Nawailevuボーキサイト 鉱山」は、開発に約2,000万米ドを投資しており、2年間で100万トンのボーキサイトを採掘する計画である。投資にはNavaakasigaの埠頭、道路の建設、中国からの機械、トラック、資材輸送代などのほかブアの教育、雇用、教会への協力等も含まれている。開発はAurum Exploration社が請け負い、1月から開発が行われている。年内に2,000トン積載可能な2隻のバージ船が中国から持ちこまれ、Navakasigaの港から鉱石船に積み込まれる。
(Fiji Times/ May 7, 12)
太平洋諸島ニュース 【マクロ経済動向】
(トンガ)
トゥポウ6世国王が、日本の2,310万米ドルの無償援助により完成したヴァイオラ病院(Vaiola Hospital)の完成式を祝った。この病院は最初1971年に開院したが、老朽化が進んだため、政府は1998年世銀、豪州、日本等と再建を協議、2004年から日本の日本設計と北野建設により3段階にわたる工事が行われてきた。建設期間中、現地人雇用は1日最高230人にのぼり、建設技術習得にも貢献した。病院設備は、手術室、救急医療室、薬局、歯科、多目的室、看護師養成学校等も含まれている。
(Matangi Tonga/ May 4, 12)
太平洋諸島ニュース 【マクロ経済動向】
(フィジー)
フィジー政府はシリアの約100人で編成される国連平和維持軍に8名の士官を今週派遣する。維持軍はダマスカスの他4都市に分散して平和維持活動を行う。8名は1年間派遣の予定だが、平和維持軍の人数は最終的に約300人となり、人数が未定だが民間専門家も人権侵害等の分野で監視活動を行う。フィジー軍はこれまでにイラクやアフガニスタンにも軍隊を派遣している。
(Radio Australia/ May 6, 12)
太平洋諸島ニュース 【マクロ経済動向】
(太平洋地域)
援助支援団体のWorld Vision Australiaは、豪州政府が決めた対外援助額倍増計画が遅れていることに対し、援助を必要としている東南アジアと太平洋地域に不利益をもたらしていると述べている。12ヵ月間の予算編成の遅れは29億4,000万米ドルにのぼり、World Visionの代表は世界の20万人の生命に直接影響を与えるとしている。例えば、農業改良と技術供与、きれいな飲み水の提供、訓練された人材の派遣などは欠かせない。豪州政府は対外援助の増額を遅らせて4年間で29億4,000万米ドルを節約しようとしている。この金額は2015年GNI(Gross National Income)の0.5%になる。それでも、今年度の対外援助額は48億7,000万米ドルで、来年度には51億7,000万米ドルに増額される予定である。太平洋地域では、バヌアツ、サモア、フィジーに対しては純増、PNG、ソロモン諸島には減額としている。同じくOxfam Australiaの代表は、豪州政府の援助額増の約束が守られないことに大きな失望感を表明し、清浄水が飲めず、衛生状態が悪く、教育に恵まれない世界の最貧自状態にある人々に犠牲をもたらすものだと批判している。
(Radio Australia/ May 9, 12)












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