太平洋諸島ニュース

【マクロ経済・社会動向】  
世界一の肥満国(トンガ)
投稿日時: 2014-06-17

 世界的に知られる医学雑誌のThe Lancetによると、トンガは世界一の肥満国となっている。それによると、調査した世界188ヵ国のうち、トンガは20歳以上で88.3%の女性と83.5%の男性が肥満である。上位10ヵ国のうち、トンガ、サモア、キリバス、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦の5ヵ国が1位から5位までを示している。トンガでは20歳未満でも52.6%の女子と34.5%の男子が肥満である。過去にもトンガが世界一肥満国であった年があり、政府は全国挙げてエアロビクス体操、ボディービル競争、ネットボール競技などのキャンペーンを行ってきているが、その成果がみられない結果となっている。問題は、不規則な運動と、変えられない不健康な食事内容にあるとみられる。Lancet誌のレポートによると、世界中で肥満対策が行われているが、過去33年間体重の減量効果がみられず、世界のほとんどの女性と約3分の2の男性が肥満である。トンガやクウェートなどのような肥満国が真剣に肥満対策をしているのか問題であるとしている。世界中で肥満が原因で死亡する人は300万人から400万人と予測されている。(Matangi Tonga/ May 30, 14)