太平洋諸島ニュース

【農水産開発動向】  
太平洋漁業委員会がEUにマグロ関連産業拡大を要請
投稿日時: 2012-07-02

(太平洋地域)

EUの投資家が太平洋の漁業部門開発に関心が薄いことを取り上げ、PIFのフォーラム漁業局は、太平洋の豊富な魚類資源と労働力が、魚加工分野で投資余力を持つEU と協力できる場面が多いと述べている。PIF地域漁業部門への過去12ヵ月間投資額は2億米ドルを超え、フォーラム漁業局は漁業資源保有国を代表して、これまではCalls for Expressions of Interest(EOI)運動を行った結果、アジア諸国からの関心が多かったが、EUからの反応がなかったのは残念だとしている。ただ、中西部太平洋地域での漁獲は過剰状態で、漁船数の削減等の規制が新規投資意欲を低下させているのが現状である。しかし、EUの太平洋地域への進出は原材料の確保と自国市場への販売促進に役立つと考えられる。典型的な地域中小加工工場(SME-Small Medium Enterprises)は、1,000人以上を雇用でき、地元中小企業にいろんなビジネス機会を与えられる。例えば、ヴァヌアツはインフラが整備されていないため、EEZ内で獲れる8,000トンのマグロはフィジーで加工されているし、トンガでは政治家と民間業界の協力体制がなく、漁業部門へのインフラ投資が遅れている。一部の人達は、欧州市場は進出するには大きすぎるし、漁業資源は広域回遊魚(マグロなど)だけだと思っている。
(Vanuatu Daily Post/ June 20, 12)