太平洋諸島ニュース

【環境・観光開発動向】  
投稿日時: 2017-07-11

過去にポートビラに寄港したことのある客船Dawn PrincessをP&O社が譲り受け,改装されたばかりの客船Pacific Explorerが、処女航海として再びポートビラに接岸したが、この客船には54人のバヌアツ人が乗務している。埠頭では1,800人の乗客を歓迎して盛大な音楽や踊りが披露された。乗客は噴火を目前で見ることができるタンナ島の火山を見ることを楽しみにしており、客船がタンナ島に寄港できるか検討されている。(Vanuatu Daily Post/ June 28, 17)


【マクロ経済・社会動向】  
投稿日時: 2017-07-03

国連麻薬・犯罪局(United Nation’s Office for Drug & Crimes)の太平洋入国審査官会議(Pacific Immigration Directors Conference)がサモアで開催され、Benjamin Smith地域調整官が太平洋での人身売買が増加していると警告した。アジア地域での人身売買活動が撲滅されつつあり、取り締まりがより緩やかな太平洋地域に活動拠点を移している。太平洋の人身売買は性搾取または漁業、木材伐採業、鉱業などの資源開発産業を対象に行われていることで知られる。フィジーで地域の文化として残る子供を養子縁組する慣習が性的搾取を目的に利用される恐れがある。マーシャル諸島では、中国人女性が条件の良い仕事を約束し、多額の紹介料を搾取して性産業に従事させている。ソロモン諸島では外国企業の木材伐採キャンプに送り込むとか、外国漁船で働かせる事例がある。PNGでは、中国、フィリピン、マレーシア、タイなどの女性を不正ビジネスや観光ビザで入国させ、マレーシアや中国の木材伐採産業または外国人ビジネスマンに紹介するという報告がある。(Talauma / June 20, 17)


【マクロ経済・社会動向】  
投稿日時: 2017-07-03

首都ホニアラの住民には全く関心のない話であるが、ホニアラから船で約90分に位置するラッセル群島(Russell Islands)の長く伸びた砂浜の多くが上昇した海面で浸食され喪失している。 高波に洗われると井戸の水源が枯渇し、住民は飲料水を求めて近くの島にカヌーで海を越えなければならず、高波で身の危険にさらされることもあり生存環境が厳しくなっている。(SIBC/ June 22, 17)


【マクロ経済・社会動向】  
投稿日時: 2017-07-03

6月9日夜ロンズデール(Baldwin Lonsdale)大統領が緊急入院したが、当日深夜逝去した。死因は心臓病だといわれる。67歳であった。北部Banks Islands出身の同大統領は公務員を経てアングリカン教会の神父になった。2014年9月選挙人団の8回の投票で大統領に選出され、憲法を尊重する姿勢で国民の平和、統一、正義、調和を図ってきた。2015年3月の巨大なCyclone Pamと10月の閣僚の半分が汚職容疑で逮捕される異常な事態に大統領は毅然と対応し、2016年1月議会を解散させ総選挙を実施して汚職にまみれたキルマン内閣を追放して、大幅な政治改革を実施した。サルワイ(Charlot Salwai)首相は服喪の日程を発表するが、政府関係者は当然国葬が行われると述べている。((RNZI/ June 17, 17)


【鉱物資源開発動向】  
投稿日時: 2017-07-03

特別鉱山リースオシカイヤン地権者協会(Special Mining Lease Osikaiyang Landowners Association)のミリオリ(Philip Miriori)会長は、支援者たちが自治州政府と他の地権者の覚書署名を阻止したことをうけて、我々は鉱山の再開を要望するが、ブーゲンビル銅鉱山会社への返還は断固反対すると述べた。自治州政府は地権者間で意見を調整するよう2週間の猶予期間を与えている。特別鉱山リースオシカイヤン地権者協会は豪州の鉱山会社であるRTGと連携しており、ミリオリ会長は、2019年の自治州独立を問う国民投票に向けパングナ鉱山再開に向けた作業を早急に進めることが、ブーゲンビル経済を復活させる鍵になると述べている。(RNZI/ June 22, 17)