太平洋諸島ニュース

【マクロ経済・社会動向】  
投稿日時: 2010-12-14

 (太平洋地域) 
豪州開発銀行はトンガ、フィジー、キリバス、ツバルが深刻な国家財政状態にあると報告している。トンガ・フィジー両政府の負債は重大な問題であり、とりわけトンガの負債危機は深刻な状態にある。2009年以来負債額がGDPの32%から41%に上昇しているうえに、歳入も減少している。トンガ政府は歳出額削減が必要だとしている。キリバスとツバルは信託基金積立額が減少、また海外で働く海員の失業の増大による送金額の減少が、国家歳入減の大きな要因となっている。
(Radio Australia/ Dec.14, 10)


【中国・台湾進出動向】  
投稿日時: 2010-12-13

 (パプアニューギニア) 
ブーゲンヴィル自治州のモミ議長と34名からなる代表団が先月中国を訪問し、下記三つの案件について協定を結んだ。
●ブーゲンヴィル自治州と中国AVIC International Holding Corporation間の協定:
ブーゲンヴィル州が11月2日設立した航空会社に、Timesview International社がY12型機とH425型ヘリコプターを販売する契約書にモミ議長が署名。
●ブーゲンヴィル自治州と中国水資源省の湖南省水力発電設計局およびTimesview International Groupの間でブーゲンヴィル自治州全体に電力を供給するためのJV企業を設立する協定を締結。
●上海商工会議所がTimeview Internationalの立会のもと、ブーゲンヴィル自治州と船舶会社を設立する協定を結ぶ。
(Post Courier/ Dec.13、10)


【マクロ経済・社会動向】  
投稿日時: 2010-12-13

 (パプアニューギニア)
国家独立の父と慕われた74歳のソマレ首相が過去の経理報告書に疑惑がもたれ、自主的に突然首相を退任を表明、疑惑を払拭するため裁判所で裁可を得る間、先週副首相に就任したばかりのサム・アバル氏を暫定首相に指名した。問題の核心は、疑惑を指摘したオンブズマン委員会に提出した1993年から1998年間(Radio Australia は1993年から2004年および1992年から2005年の2件と報道している)の経理報告記載内容に不正があるというもの。ソマレ氏はオンブズマンが組織法に基づき正当な手続きをとらないで検察に告訴したとして裁判所の判断を求めていくとみられる。ソマレ氏は自治政府から独立政府となった今日に至るまで43年間にわたり国会議員として国を導いてきた。
(Radio Australia/ Dec.13 , The National/ Dec.14, 10)


【マクロ経済・社会動向】  
投稿日時: 2010-12-10

 (バヌアツ)
メキシコ、カンクンで開催された国連気候変動締約国会議(COP16)に出席に出発したナタペイ首相の留守中、議会で首相の不信任動議が可決、野党国民進歩党(People’s Progress Party)党首のサトー・キルマン(Sato Kilman)氏が新しく首相に就任した。ナタペイ氏はフィジーのバイニマラマ暫定政府首相がメラネシア・スピアヘッド・グループ(MSG)の議長に就任することに反対していた。バイニマラマ首相はメラネシア加盟国の友好関係が促進されるとして、この動きを歓迎すると述べた。次回12月15日ソロモン諸島で開催が予定されているMSG首脳会議は実質的に和解の会議となるが、バイニマラマ首相は出席せず、クンブアンボラ外相を派遣する予定である。ソロモン政府が和解のため呼びかけた会議だが、バイニマラマ首相が参加しないことから、バヌアツもジョージ・ウェル外相を出席させる方針であった。しかし、その後MSG事務局報道官はキルマン新首相が出席すると述べ、フィジーとの関係改善に意欲を示しているという。PNGはサム・アバル副首相兼外相が出席する予定で、15日の会議では議長をバヌアツからソロモン諸島に移譲する和解の儀式が行われ、その後フィジーに議長が譲られるのかどうかは不明である。
(Radio Australia/ dec.2, RNZI/ Dec.7, Fiji Sun/ Dec.9, 10)


【マクロ経済・社会動向】  
投稿日時: 2010-12-10

 (太平洋地域) 
豪州政府はカンクンでの国連会議で、気候変動の脅威を受けている島嶼国を支援するために7,800万米ドルを拠出すると発表した。豪州は昨年の会議でも支援を約束していた。
(RNZI/ Dec.10, 10)