太平洋諸島ニュース

【マクロ経済・社会動向】  
投稿日時: 2018-05-21

豪州政府は太平洋諸国への援助額を2年間で9億7900万米ドルの予算を決めた。太平洋への援助額が強化されたが、政府の海外援助額は近年の予算削減で31億米ドルのまま据え置かれている。太平洋は援助予算額全体の約30%を占める。ビショップ外相は太平洋のパートナーとの関係を強化し、地域の安定・安全と経済開発のため共同していきたいと述べた。援助対象には豪州からPNGとソロモン諸島をつなぐ海底ケーブル設置経費が含まれる。なお、豪州政府はツバルに大使館を設置する。(RNZI/ May 9, 18)


【マクロ経済・社会動向】  
投稿日時: 2018-05-21

PIFがジュネーブに国連オブザーバー事務所を設立することを認められた。現在WTOの代表を務めるMere Falemaka氏が兼務する。(RNZI/ May 11, 18)


【中国・台湾進出動向】  
投稿日時: 2018-05-14

中国のDu Qiwen対PIF特使がサモア国会議員団に向けて、貿易不均衡がある中で開発協力に重要な役割を果たしている中国とサモアの協力関係は、「太平洋島嶼国との関係強化のモデルとなっている。一方で、中国は途上国への援助を増やして南北間のギャップを減少させる努力も続けている。中国の援助計画では太平洋の8島嶼国に低利ローンおよび資金の無償供与が適用されている。中国は島嶼国の選択の自由を尊重し援助要請は優先的に随意受け入れている。」と述べた。低利融資ローンは中国の影響力を普遍化させるために使われているのではないかとの質問に、そのような批判は偏狭な心を持つ人の考えだと否定した。(RNZI/ May 4, 18)


【マクロ経済・社会動向】  
投稿日時: 2018-05-14

Business Advantage PNG誌によると、英国のMark Field外務・英連邦担当相が、EU離脱後も英国のPNGとの現行貿易体制は変わらないと確約した。PNGの英国との貿易はEUと締結しているInterim Economic Partnership Agreementに基づいて行われており、PNGはEU諸国に無関税、無割り当(quota-free)で輸出を行っている。PNG外務省の数字では両国相互の投資額は2億4,600万米ドルである。英国のLord Sheik国会議員は、2016年の相互貿易額は約5億米ドルであるが、英国側の輸出額が多い貿易不均衡状態を改善するためにも英国側は貿易の一層の促進を図りたいとしている。(RNZI/ May 3,18)


【マクロ経済・社会動向】  
投稿日時: 2018-05-14

社会正義を提唱する非政府団体(NGO)のJubilee Australiaが、190億米ドルを投資して開発したExxonMobilのガスプロジェクトが2014年にLNGの輸出を開始して以来国家経済にほとんどマイナス影響しか与えていないと述べ、政治家の大々的な約束にもかかわらず、雇用創設および経済効果の波及に失敗したと最近レポートしている。これに対して、ExxonMobilは雇用税、政府関係機関への負担金支払い、開発賦課金, 鉱区使用料(ロイヤルティ)、石油免許費などを政府や地域企業に約43億米ドルを支出していると述べている。このうち、地権者関係企業に10億米ドル以上が支払われている。Jubileeのレポートは、プロジェクトに関連するほとんどの地権者がロイヤルティまたは約束された利益をうけていないとしているが、Exxonは2014年の生産開始以来ロイヤルティの支払いは政府が行うことになっていると述べている。そして、Hela州やその他関連地域の地権者に対するロヤルティおよび支払金は政府が進めている地権者確定作業が完了した2017年第4四半期から始まっているとしている。Exxon によると、PNG LNGの生産現場では約2,600人が働き、82%がPNG人で、うち22%が女性である。また、政府、援助国、民間社会組織等と協力して、教育、保健、広域社会経済開発などの分野で社会開発計画を行っている。地域社会に対しては、インフラ、社会計画、技能教育などに約2億4600万米ドルを支出しており、直接目に見える効果が表れているとしている。(RNZI/ May 1, 18)