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首都スヴァとその周辺

首都スヴァとその周辺ナンディが観光の中心であるのに対し、首都スヴァは行政の中心であり経済と教育の中心。人口86,178人、周囲の市町村を含めるとフィジーの全人口827,900人の約40%が居住する南太平洋最大の都市で、太平洋諸島フォーラムの事務局や南太平洋大学の本部、各国の大使館などが集中している。スヴァはヴィチ・レヴ島の南東に突き出た小さな半島に位置し、セントラル・スヴァと呼ばれる繁華街は半島の西側中央にある。半島の幅は約3km、海に突き出ている距離は約5kmで、半島全体がスヴァ市内となっている。セントラル・スヴァは人の流れが絶えることなく、コロニアル風の建物と近代的なビルが混在し、教会やモスク、寺院の多いことに気がつく。フィジーの首都スヴァは、多人種と多文化が交差する南太平洋の大都市である。

首都スヴァは、半島の西側中央部に政府庁舎やマーケット、バス・ターミナル、航空会社、銀行が集まるセントラル・スヴァと呼ばれる中心街がある。中心街は南北に約1.5km、東西に0.5kmであり、2~3時間もあればくまなく歩いて回ることができる。かっては、コロニアル風の落ち着いた町であったが、現在は大都市的雰囲気が醸し出され、エスカレーター付きのモダンなショッピング・センターやインターネットカフェも出現し、高層ビルも次々と完成、数年前とは様子が一変している。

中心街を南から北に走るヴィクトリア・パレードはアルバート公園から始まり、トムソン・ストリート、レンウィック・ロードに別れる。西側の海沿いをスティンソン・パレードが通っている。ヴィクトリア・パレードをアルバート公園から南に向かうとクイーン・エリザベス・ドライブと名前を変え、半島の先端スヴァ・ポイントを東に回って国立競技場まで続く。途中には旧行政府や議事堂などがある。

中心街の北側にはバス・ターミナルがあり、北に200mほど進むとロータリーがあり、直進するとクイーンズ・ロードを経由してナンディへ、右に回るエリザベス・ロードからキングス・ロードを経由してナウソリ空港へと続く。東側の高台には高級住宅地があり、さらに約1km先には南太平洋大学の広大なキャンパスがある。南側にはアルバート公園があり、スヴァ・ポイントまで約1km。

セントラルスヴァを歩く

タウンマップを見ながらスヴァの中心街を歩いてみるのも面白い。まず観光客が情報を集めるために立ち寄る政府観光局を中心に歩いてみることにしよう。

観光局の北側にはドミニオン・ハウス(Dominion House)があり、ここの2階に日本大使館(Tel:330-4633)がある。1階にはスヴァから出る船の切符を売っているコンドート・シッピング・ラインがある。観光局の道を挟んだ向こう側には1914年に建てられたガーリック・ホテル・ビルディングがある。ここからトムソン・ストリートを北に向かうと橋があり、ナンブカロウ・クリーク(Nabukalou Creek)が流れている。橋を渡ると直ぐ右にカミング・ストリート、さらに50mほど先にはブラウズ・マーク・ストリートがあり、この2本の道は150~200mでレインウィック・ロードに突き当たる。このあたりはインド人の経営する免税店や中華レストラン、古い商店が並んでいる。

ブラウズ・マーク・ストリートの手前を左に折れるとアッシャー・ストリートで、ここにはフィジー最大のスヴァ市営マーケットなどがあり、北側には近・長距離のバス・ターミナルがある。

観光局の南側には中央郵便局がある。トムソン・ストリートを南に行くと、フィジー最大の民芸品チェーン店のジャックス・ハンディクラフトやプラウズ免税品店、ウェストパック銀行、ANZ銀行、エア・パシフィック航空などがある変則的な4つ角に出る。直進するのがヴィクトリア・パレードで、左に戻る道がレインウィック・ロード、海に通じるのがセントラル・ストリートだ。レインウィック・ロードを右に曲がると1902年に建てられたローマン・カトリック大聖堂(Roman Catholic Cathedral)がある。

ヴィクトリア・パレードを南に進むと、フィジーの土地を守るために貢献したラツ・スクナ(Ratu Sukuna)を記念して造られたスクナ公園が右手にある。公園から南に約100m歩くと左に折れるマッカーサー・ストリートがあり、直ぐ右手にフィジー政府直営の民芸品センターがある。フィジーを代表する民芸品職人による作品が多く、一度は訪れてみたい。ヴィクトリア・パレードの右手には1904年に建てられた旧市庁舎とスヴァ図書館があり、旧市庁舎にはレストランなどが入っている。その間を海側に入るとオリンピック・プールがある。50mの本格的な競技用プールで観光客も利用できる。

ここを過ぎて300mほど行くとアルバート公園の手前のスヴァの政府庁舎がある。夜間にはライトアップされ美しく、1939年に建てられたものだが、見た目には100年以上経過しているように映る。公園から眺める時計搭がスヴァの象徴となっている。この公園でヴィクトリア・パレードがクイーン・エリザベス・ドライブと名前を変える。新しい道の始まりは、熱帯の花々が競って咲き乱れる市民の憩いの場サーストン・ガーデンがあり、その東側にフィジー博物館がある。

政府観光局 Fiji Visitors Bureau(TEL:679-330-2443)

スヴァに着いたら観光局に立ち寄って新しい情報を入手しておきたい。観光局は、町のほぼ中央のトムソン・ストリートとスコット・ストリートの交差する角で、日本大使館の入居するビルの隣にある。1912年に建てられたコロニアル風の2階建て1軒家で、職員は親切に対応してくれる。ホームページ(http://www.bulafiji.com 別ウィンドウで開きます)での情報収集もできる。営業時間は月曜~木曜日までは8:00~16:00、金曜日は16:00、土曜日は12:00までとなっている。なお、旅行者の無料電話相談は毎日24時間受け付けている。

フィジー博物館 Fiji Museum(TEL:679-331-5944)

小さな博物館だが、多彩な展示物から感じられるフィジーの歴史のダイナミックスさは、見る人を魅了せずにはおかない。先住民の出自を探る手がかりとなる陶器類や、ドゥルアと呼ばれる双胴船、人々の習慣を伝える生活用品、武器の展示など幅広く整理されている。入り口に展示された双胴船やカヌーを見ると、ヨーロッパの大航海時代から遥か昔、紀元前16~12世紀に広大な太平洋をドゥルアを駆って植民していった人々の勇敢さ、好奇心には圧倒されるものがある。ここに展示されている双胴船はラツ・マラ大統領の祖父が所持していたものである。先史時代だけでなく近・現代の展示品も多々あり、現在の多種多様な文化を生み出した移民の背景なども興味深い。日本政府が文化無償援助で供与した陳列ケース、視聴覚機器が多数設置されているのが目につく。グループで行くと一人3ドルほどでガイドを雇うことができ、さらに詳しい話を聞くことができる。

南太平洋旅行協会 South Pacific Tourism Organisation

ビクトリア・パレードとロータス・ストリート(Loftus St)の角にあるドルフィンプラザの3階にある。ここは、フィジーだけでなく南太平洋地域の観光情報が入手できる。(Tel 330-4177)
http://www.spto.org 別ウィンドウで開きます

フィジー議会 Parliament of Fiji

1992年、フィジー議会は政府庁舎から南に約1.5kmの現在地に移転した。ここには議会の建物のほか政府機関の建物もあり、それをまとめて議会合同庁舎と呼んでいる。議会は伝統的なフィジーの建築様式を現代風にアレンジしたもので、一見の価値はある。見学できるのは週日の8:00~13:00と14:00~16:30。

アルバート公園 Albert Park

行政府の南に広がる芝生が美しい公園で、その名前は英国のビクトリア女王の夫君を慕って付けられたという。木陰のないこの公園は、平日は人影がまばらだが、土曜日の午後にはクリケットやラグビーを楽しむ人々で大変な賑わいとなる。

ゾロ・イ・スヴァ森林公園 Colo-I-Suva Forest Park(TEL:679-332-0211)

スヴァの北11kmの丘陵地に245ヘクタールの広さをもつゾロ・イ・スヴァは、ナウゾリからも11kmの身近なハイキングコースとして人気の場所だ。この公園は水遊びができる3つの自然のプールと6.5kmの遊歩道、密林を抜ける1kmほどの山道が2本ある。プールにはロープを利用して飛び込めるようになっているので、特に子どもたちに大人気、プール脇には脱衣所もある。バーベキュー設備とピクニックテーブルも用意されている。盗難等もあるので単独行動は避け、グループあるいはホテルのツアーに参加するのが安全である。

南太平洋大学 University of the South Pacific

1968年に設立された南太平洋12カ国のための唯一の総合大学で11,000人が学んでいる。スヴァの東にある住宅街を通ってバスで約15分。面積78ヘクタールの広大な敷地は、東京ドームが30入る計算になる。ヴァヌアツに法学と言語学、サモアに農学が専門の分校がある。

スヴァの宿泊施設

首都であることからホテルの軒数は多いが、中心街にはいわゆるリゾート・ホテルと呼べるものはない。その中では、スヴァ湾に面したホリデイ・インが、唯一のリゾートの雰囲気が楽しめるホテルである。

ホリデイ・イン・スヴァ Holiday Inn Suva

スヴァのメイン・ストリート沿いにありながら、周辺は官庁街で静かな環境にある。スヴァ湾に面したプールを囲んで客室棟が建てられており、一歩敷地に入れば、正に都会のオアシスといった風情がある。各国のエグゼクティブが利用するスヴァ随一のホテル。ナウソリ空港より車で約15分。

TEL:679-330-1600/FAX:679-330-0251

タノア・プラザ・ホテル Tanoa Plaza Hotel

スヴァの町を一望できるロケーションにある。市中心部へのアクセスも良く、ビジネスマンの利用が多い。客室はシンプル、モダンなインテリアで機能的。ナウソリ空港より車で約15分。

TEL:679-331-2300/FAX:679-330-1300

ペニンシュラ・インターナショナル・ホテル Peninsula International Hotel

スヴァ中心部からやや離れたアルバート公園の裏手にあるホテル。香港の高級ホテル・ペニンシュラとは関係ない。簡素、清潔で快適なホテル。若い人々の利用も多い。ナウソリ空港より車で約20分。

TEL:679-331-3711/FAX:331-4473

トレードウィンズ・ホテル&コンベンション・センター Tradewinds Hotel & Convention Centre

スヴァの町から西へ車で約20分、ラミ湾に面して建つ。最大500人収容の大型会議場もあり、南国風のリゾート・ホテル。フローティング・レストランが有名。パブリック・スペースもゆったりしている。ナウソリ空港より車で約40分。

TEL:679-336-2450/FAX:679-336-2455

スヴァのレストラン

スヴァの中心街を歩いていると、とにかく中華料理とインド料理の店が目立ち、特に中華料理は評判の店が数軒ある。

大黒レストラン Daikoku Restaurant(TEL:679-330-8968)

スヴァ市立図書館からヴィクトリア・パレードを少し南にいったところにある、本格的日本レストラン。特に、鉄板焼きと寿司が人気。夜は混雑しており、予約がないと長時間待たされることもある。営業時間はランチ12:00~14:00、ディナー17:45~22:00。日曜休み。

ゴールデン・パレス Golden Palace(TEL:679-330-0318)

ヴィクトリア・パレードの旧市長舎の近くにある新しい中華料理店で、個室も多く、本格的中華の味に近いと評判がよい。特にシーフード系は量も多く、値段も妥当といわれている。

グレート・ウォック・オブ・チャイナ Great Wok of China(TEL:679-330-1285)

スヴァの中心街から少し東に外れたラウカラ・ベイ・ロードとバウ・ストリートの交差するところにある。フィジーで一番と人気の中華料理店。四川料理が人気。

ランタン・パレス Lantern Palace(TEL:679-331-4633)

ANZ銀行近く、プラット・ストリートにある中華料理のお店。値段は手ごろでも料理の味は評判。日曜休み。

ジェイジェイズ・バー&グリル JJ's Bar & Grill(TEL:679-330-5005)

スクナ公園の一角にあるYWCAビル内1階にあるアメリカン・スタイルの店で、日替わりの肉料理と魚料理がある。ランチとパブも人気。毎日営業しているが、時間は曜日によって変わるので確認すること。

ソウル・ハウス Seoul House(TEL:679-331-4233)

サザーン・クロス・ホテルの最上階にある韓国料理の店で、韓国からのツアー客が多い。在留邦人の利用も多い。曜日によっては韓国風刺身が食べられる。

カルドス・チャグリル Cardo's Chargrill(TEL:679-331-4330)

市街地のほぼ中央、エア・パシフィック航空を海側に入った左手にあるステーキ中心のレストラン。窓も大きく眺めの良いアメリカン・スタイルのレストラン。料金は安くないが、味が良いと評判の店。

カレー・ハウス Curry House(TEL:679-331-3756)

商店街の真只中ワイマルロードにあるカレー屋さん。昼時はサラリーマンで混み合っている。ベジタリアン、ノン・ベジタリアン共に評判がよい。インド系のみならずフィジー系のお客も多い。値段もリーズナブル。日曜は休み。

ハレ・クリッシュナ Hare Krishna(TEL:679-331-4154)

プラット・ストリートを入ってカトリック大聖堂の手前にあるインド系の店。2階がベジタリアン・レストランで、1階はアイスクリームが人気のコーヒーショップになっている。

バッド・ドッグ・カフェ Bad Dog Cafe(TEL:679-330-4662)

マッカーサー・ストリートとビクトリア・パレードの角にある、エアコンの効いた、軽食とコーヒー店だがワインやビールもある。特に、ビールは外国銘柄も多く揃っているのが嬉しい。

ティコス・フローティング・レストラン Tiko's Floating Restaurant(TEL:679-331-3626)

ラツ・スクナ公園の岸壁に係留されている船のレストラン。以前ブルーラグーン・クルーズに使用していた船を改造したもの。シーフードが中心で1品がF$16.00からF$55.00。営業時間は月曜~金曜日はランチとディナー、土曜日はディナーのみ。下のデッキはバー(Thingles)になっていて、ディスコやレゲエが楽しめる。

スヴァのナイトライフ

トラップス Traps Bar(TEL:679-331-2922)

スヴァ市立図書館の近くにあるスヴァで人気のバーの一つ。カウンター席とテーブル席があり、テーブルは地元の人で賑わっているが、旅行者も気軽に入れる店。17:00~20:00はハッピー・アワーで飲み物が割引きになる。

シグナルズ Signals(TEL:679-331-2884)

ヴィクトリア・パレードのフィジー航空の隣り、旧市庁舎の前にあるディスコ・クラブ。踊れるスペースも比較的広く音楽も良い。営業時間は20:00から夜中まで。  

スヴァのショッピング

スヴァのみやげ物店や免税品店は、政府直営から個人経営のものまで軒数が多く、店によっては値引きしてくれる。賢い買い物をするためには、他の店を回るなどして値段を調べておきたい。
政府直営のクラフトセンターやフィジー最大の免税品店プラウズなどは、いずれも定価で販売をしている。なお、海沿いのスティンソン・パレードにはクリオ&ハンディクラフト・センターがあるが、船が入港している時は値段が高くなるようなので、値切って買うのが常識になっている。