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ポンペイ州の概要

ポンペイ島
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ポンペイ島は、コロニア地区、ネット地区、ウー地区、マタラニウム地区、キチ地区の5つの地区に分かれ、ミクロネシア連邦で最も標高が高い島である。800m級の山が2峰あり起状が激しく、大半がジャングルに覆われ、年間降雨量が多く40以上の川が流れている。足を踏み入れられたことのない熱帯雨林の湿った内部は、柔らかい、スポンジ状の苔で覆われた樹木が生い茂っている。水と緑に恵まれたこの島は「太平洋の花園」と呼ばれ、ミクロネシアの動植物の宝庫でもある。
ポンペイ州は25余の島々で構成されており、その主島ポンペイ島には州都コロニア(Kolonia)のほかに、ミクロネシア連邦の首都パリキールがある。ポンペイは1984年までポナペ(Ponape)と呼ばれており、現在もその名前は学校や企業関係などで多く使われている。

人口と人々

連邦政府統計局による2013年現在の推定人口は約34,100人で、その90%がポンペイ島で生活している。コロニアの西方にあるカピンガマランギ村は数少ないポリネシア系住民の集落である。

社会と生活

ポンペイ社会のほとんどが、一族の長ナンマルキを頂点とする社会を構成しており、現在でも12の階層に分かれている。ナンマルキは母系制度という母方の系譜でその称号が受け継がれている。

 

●シャカオ(Sakau)

シャカオは、コショウ科に属する木の根を玄武岩の上で叩いて潰し、水に浸してハイビスカスの茎の皮で包んで絞った鎮静作用のある飲み物である。ポンペイには多くのシャカオ・バーがある。シャカオは本来、大切な行事や祭りで使用される宗教的な重要性をもつ飲み物であったが、現在では多くの人が日常的に飲んでいる。ポリネシアでは「カバ」と呼ばれている。


●食物

ポンペイの主食は米であるが、それと並んで食されるのがタロイモである。タロイモで作る餅は保存食にもなる。ヤムイモは山芋と同じようにすり下ろしたトロロ状のものを油で揚げ、主食にもおかずにもする。独特なのはウム料理。これはポリネシアの代表料理としても知られているが、地面に掘った穴に熱した石を敷きつめ、丸ごとの豚やタロイモ、パンの実などをのせて、大きな葉っぱで蓋をして蒸し焼きにする料理法のこと。ポンペイとヤップでは特別な日に伝統のウム料理を食す習慣がある。


●言語

ポンペイで通常話されるのは現地のポンペイ語であるが、公用語は英語。英語は小学校から教科に含まれる。年輩者には上手な日本語が話せる人も多い。日本語の単語が現地語として使われている例もある。