ヴァヌアツの概要
ヴァヌアツ共和国はオーストラリアのケアンズの東約1,800kmに位置し、80あまりの島々が南北約1,200kmにわたって広がる群島国。1980年7月、74年間の英国とフランスの共同統治から脱し独立した。国名の
ヴァヌアツは「我々の土地」を意味するが、それまではニュー・ヘブリデス島として知られていた。この島々の雰囲気がスコットランドのヘブリデス(Hebrides)と似ていることから、1774年にキャプテン・クックによって命名されたと言う。
ヴァヌアツ共和国の土地面積は12,189平方kmで新潟県とほぼ同じである。2006年現在の総人口は221,417人。中心となるニュー・ヘブリデス諸島のほかにバンクス諸島とトレス諸島があるが、80余の島々の大半はニュー・ヘブリデス諸島に属している。トレス諸島の直ぐ北にはソロモン諸島がある。
首都ポート・ヴィラがあるエファテ島の面積は900㎢で佐渡よりやや大きく、1999年の人口センサスではポート・ヴィラに総人口の15.7%にあたる29,356人が、エファテ島を含むシェファ州(Shefa)には54,439人(29.1%)が居住している。ポート・ヴィラは
ヴァヌアツの空の玄関口で、人々は親しみを込めて短く「ヴィラ」と呼び、また、ヴァヌアツ最大の島エスプリッツサント島(以下サント島と表記)も「サント」と呼ばれている。
ヴァヌアツへのアクセス
パスポートとビザ
日本人は30日以内の滞在なら商用、観光を問わずビザは不要。ポート・ヴィラまたはルーガンヴィルの出入国管理事務所に申請すれば、最大4ヶ月まで延長が認められる。ただし、パスポートは
ヴァヌアツ到着時に最低6ヶ月の有効期間が必要であり、帰りの航空券を所持していないと入国は認められない。
The
Immigration Dept.
Tel:(678)22 354
E-mail:earukelana@vanuatu.gov.vu/
etasavi@vanuatu.gov.vu
Web:http://www.vanuatutourism.com
空路
日本からヴァヌアツへの直行便はない。ニュー・カレドニアのヌメア(エア・カラン航空、エア・ヴァヌアツ航空)、オーストラリアのシドニー、ブリスベン(カンタス航空、日本航空、エア・
ヴァヌアツ航空)、フィジーのナンディ(エア・パシフィック航空、エア・ヴァヌアツ航空)、ニュージーランドのオークランド(ニュージランド航空)を経由して首都ポート・ヴィラに入る。
出国
● リコンファーム(予約確認)
出発日の3日前までに一度リコンファームを行い、出発日当日にもフライト変更の確認を含め再度確認しよう。
● チェックイン
チェックインは通常、出発予定時刻の2時間ほど前であるが、交通機関によっては時間がかかる場合があるので注意しよう。
● 空港利用税
国際空港では12歳以上一人VT2,500および国内線利用には一人VT400の空港利用税がかかるが、これらは航空券料金に含まれている。最近になってこれとは別にシェファ州(Shefa)およびサンマ州(Sanma)にある国内空港、例えばポート・ヴィラのバウワーフィールド空港、サント島のペコア空港などから出発する乗客に対してVT200が徴収されている(航空券には含まれていない)。
ヴァヌアツ空港
ヴァヌアツの空の玄関口はエファテ島ポート・ヴィラのバウアーフィールド空港(Bauerfield
Airport)であるが、空港ターミナルは「ポート・ヴィラ国際空港」(Port Villa International Airport=VLI)と表記されている。その他、サント島ルーガンヴィルには「ペコア」(Pekoa)空港がありブリスベンから国際便が運行されている。どちらの空港も市内までは10分程度。また、タンナ島(Tanna
Island)の「ホワイト・グラス」(White Grass)空港は間もなく国際便(ニュー・カレドニアのヌメア)を受け入れる予定である。
ポート・ヴィラ国際空港では、タラップを降りて旅客到着口に入ると、すぐに入国審査のカウンターが見える。機内で配布された入国カードに記入漏れがなければ簡単に審査が終わり、荷物を受け取って簡単な税関審査を受ける。小さな空港ターミナルだが、
ヴァヌアツ銀行(National
Bank of Vanuatu)の支店と観光局の出張所、免税品店、コーヒーショップがある。
税関
15歳以上の旅行者は、紙巻タバコ250本または葉巻50本または葉タバコ250g、酒類は1.5リットルまでのアルコール飲料および2.250リットルのワインおよびビール1カートン、250mlまでの化粧水と100mlまでの香水、そのほか商品価値VT50,000までのギフトを含む新製品、未使用製品の持込が認められる。
なお、ダンボールに入れた荷物は開けられる場合が多く、また、公序良俗に反する図書、例えば日本の週刊誌などを所持していると逮捕される場合があるので注意すること。
トラベル・インフォメーション
通貨と両替
通貨単位はバツ(Vatu=VTで表記)で、現地語で「石」を意味する。
紙幣:VT 200、500、1,000、5,000
硬貨:VT 1、2、5、10、20、50、100
両替は空港や市内の銀行、主要ホテル、両替所で可能であり、日本円からも換金できる。みやげ物店のグッディーズは銀行よりレートが有利のようである。一部の商店ではオーストラリア・ドルでも買い物ができる。ポート・ヴィラのほかルーガンヴィルにある銀行やホテルでも両替が可能である。レートは100円=VT
90.50(2008年7月25日現在)。
ポート・ヴィラ以外のホテルでは、トラベラーズ・チェックや主要国通貨よりオーストラリア・ドルまたは米ドルでの支払いの方が有利なこともあるので、予約時に確認しておきたい。
クレジットカード
VISA,
MASTERなど主要クレジットカードは、ポート・ヴィラやルーガンヴィルのホテル、レストラン、みやげ物店、スーパーマーケット、タンナ島の有名リゾートなどで通用する。ポート・ヴィラ、ルーガンヴィルではクレジットカードによるキャッシングもできる。
トラベラーズ・チェック
米ドル、オーストラリア・ドル、ユーロ、日本円など主要通貨建てトラベラーズ・チェックは換金が可能である。ただし、商店での外貨の計算は正確でないことが多いので、面倒でも事前に銀行で換金して使おう。
付加価値税(VAT)
ヴァヌアツではほとんどの商品、サービスに12.5%の付加価値税がかかる。
チップ
チップの習慣は無い。それでも感謝の気持ちを伝えたければ、例えば日本のTシャツとか小さなお土産は喜ばれる。
時差
日本より2時間早い。日本の正午がヴァヌアツでは午後2時となる。ヴァヌアツの人々は時間をゆっくり過ごすので、せっかちな日本人はイライラすることが多いが、現地のペースに合わせて焦らないことである。特に熱帯地方の旅行では、ゆったりとすることが健康を保つ一番の秘訣である。
電話
-
公衆電話:数が少ない。利用するには事前に「Tele Card」の表示のある郵便局、両替所、スーパーマーケット、中国人の店などで「テレカード」(Tele Card)を購入する。カードはVT
450 (20ユニット)、VT 900(40ユニット)、VT 1,800(80ユニット)、VT
2,700(120ユニット)の4種類がある。電話料金は、国内だと2分でVT 20、日本にかける場合は、基本料金VT40に1分毎にVT
120(ただし、時間帯により変動)が加算される。
- テレカードの使い方:
? 受話器を取り903(英語)を押し、案内に従う。
? カード裏の番号(黒い帯の部分を擦り取ると現れる)を押し、最後に#を押すと残りのユニット数が知らされる。
? 案内に従い電話番号を押し、最後に#を押すと、通話可能時間が知らされる。
? 呼び出し音の後、会話。
- 携帯電話:首都ポート・ヴィラ、マラクラ島のノルスップ、サント島のルーガンヴィルなど限られた地域で利用可能。料金は国内だと最初の2分でVT
40、その後2分ごとにVT 20、日本へは最初の2分でVT 40、その後2分毎にVT
120(但し、時間帯により変動)となっている。なお、2008年6月15日より固定電話と携帯を区別するため、携帯番号の前に「77」を付けなければいけないことになった。
- 電話の掛け方:国内では番号をそのままダイヤルし、日本への場合、0081+0をはずした市外局番+相手先電話番号。
郵便
国内では、料金は葉書VT 40、封筒VT 40(重量による)で、首都内なら1週間、離島までは1ヶ月以上かかることもある。国際郵便は日本までは、葉書VT
100、封筒VT 130(重量による)で、約2週間程度かかる。出す時はホテルの受付か郵便局で直接投函するほうが良い。
コンピューター
日本からコンピューターを持ち込むことは可能だが、240VのACアダプターまたは変圧器が必要となる。なお、現地コンセント用のアダプターも忘れずに(「電気」の項参照)。
インターネットも利用できるがプロバイダーは1社しかなく、直接申し込んでも接続が可能になるまで数週間かかるので、短期の旅行には向かない。
治安
ヴァヌアツは太平洋諸国の中で最も治安が良い国であり、軽犯罪から凶悪犯罪までほとんど見られない。ただし、現地人が飲酒により時折羽目を外して騒ぐことがあるので注意すること。
衛生状況・健康管理
マラリアはまだ根絶されていない。デング熱も時に流行が報告される。マラリアは夕方から明け方にかけ活動(吸血)するハマダラ蚊により、デング熱は日中に活動するネッタイシマ蚊やヒトスジシマ蚊により媒介される。マラリアの流行が少ない場所では、肌を露出しない服装に心がけ、防虫スプレーを使用する。離島など多発している場所に2週間以上滞在する場合は予防薬の服用が勧められる。ただし、副作用の問題もあり事前に医師に相談すると良い。デング熱は予防薬やワクチンがなく、蚊に刺されないようにする以外予防する方法はない。虫除けは日本製のものよりオーストラリア製のものの方が持続効果もあり、現地でも入手可能である。
飲料水
水道水は良質であるがカルシューム分がかなり多く、日本人は一過性の下痢をおこすことがあるので、旅行者は市販のミネラル・ウォーターを飲むようにした方が良い。水道水は念のため煮沸して飲むことをお勧めする。
電気
電気は240V、50Hz。プラグはオーストラリアと同じ3ピン・タイプかフラットな2ピン・タイプ。日本からドライヤーなどを持参する場合は変圧器とアダプターが必要となる。
祝日(2008年)
・ 1月1日:元日
・ 2月21日: ウォルター・リニ(初代首相)記念日
・ 3月5日: カスタム・チーフの日
・ 3月21日: グッド・フライデー
・ 3月24日: イースター・マンデー
・ 5月1日: メーデー
・ 5月17日: キリスト昇天祭
・ 7月24日: 子供の日
・ 7月30日: 独立記念日
・ 8月15日: 聖母被昇天祭
・ 10月6日: 憲法記念日
・ 11月29日: ユニティー(統一)・デー
・ 12月25日: クリスマス
・ 12月26日: ファミリー・デー
(官公庁は、上記祝日および土曜日、日曜日が休日となる。)
ビジネス・アワー
官庁は7:30〜16:30、銀行はエー・エヌ・ゼット銀行(ANZ
Bank)が9:00〜15:30(金曜日は8:30〜)、ウェストパック銀行(Westpac Bank)が8:30〜16:00、ナショナル銀行(National
Bank)が8:30〜15:30(金曜日は〜16:00)であり、土日祝日は休み。(なお、最近仏系の新しい銀行Bred
Bankがオープンしている。)商店は8:00〜18:00であり、中国人の店とスーパーマーケットを除き、土曜日の午後と日曜日はほとんどが休みとなる。
新聞・雑誌
新聞は「ジ・インディペンデント」(土曜日発行、英語、仏語、ビスラマ語)と「デイリー・ポスト」(火曜〜土曜日発行、英語)があり、1部VT100で、街角の新聞売りかスーパーマーケット、中国系の店で購入できる。
ラジオ・テレビ
ラジオは、AMの「ラジオ・ヴァヌアツ」(MWバンド1125kHz)、FMは98MHzで、ビスラマ語、英語、仏語で放送している。その他、オーストラリア放送(周波数17.995MHz)、BBC(15.160MHz,
FM国際放送は99MHz, 24時間)、VOAが聞ける。
テレビは1チャンネルで、6:00〜23:00に仏、英、NZ製のドラマ、映画、ニュースを放映している。
禁止される言動(タブー)
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ポート・ヴィラなどでは西洋式の風習が普及しており、欧米諸国と同様、他人を意識したドアーの開閉(例えば、後から来る人のためにドアーを開けておく)、道を互いに譲り合い、体が触れるのを避けるなど日常の些細な行動に注意する必要がある。
- 喫煙は行われているが、ほとんどのオフィスは禁煙になっている。
-
市中では、防犯対策として夜間一人歩きはしない、夜間女性一人でバスやタクシーに乗らない、バーなど飲酒を主にした店や酔っ払いに近づかないなどに注意しよう。
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ヴァヌアツでは、土地と農作物の所有権については非常にうるさい。地方の小さな村を訪れる時は、直ぐに村に入らず入り口で誰かが来るのを待って許可を得よう。(たいてい子供たちがいるので、直ぐに誰かが来る。)
- 道を離れて森に入る場合も、最初に出会った人に許可を求めよう。直ぐに許可されるか、責任者を紹介される。
- 道端や森になっている果物などを決してもぎ取ったりしてはならない。
- 海岸に出てサンゴ礁に入る時も必ず所有者がいるので注意しよう。
-
メラネシア人は、「この世にただのものはない」、「食物に気前がよいことは、最高の徳」と考えている。村を訪れた人は、通常、ココナッツやバナナでもてなされる。短い滞在ならお礼を言うだけでよいが、長期に滞在する場合は、必ずお返しを期待されるので、肉や魚の缶詰、マッチ、ろうそく、お茶、砂糖などを用意する。
-
服装は、たとえ周囲の村人が裸に近い状況でも、男性はきちっと正装しよう。女性の場合も長めのドレスを着る必要がある。ただし、ポート・ヴィラやその他のいわゆる観光地では、その限りではない。
-
常にローカルなタブーに注意しよう。例えば、地方の伝統的風習が残る村にある「ナカマル」(Nakamal)は、現地男性住民のクラブ・ハウス的な場所で一族の集まる小屋であるが、神聖な場所で女性禁制でもあり、ここに入るには必ずメンバーの許可を得なければならない。なお、近年、ポート・ヴィラなどでは、ナカマルは単にカバを飲むバーとなっているところもあり、ここには女性も入ることができる。
ビスラマ語(ピジン・イングリッシュ)を話そう
村ごとに異なる言葉を持つパプア・ニューギニア、ソロモン諸島、ヴァヌアツで共通語(公用語)として話されている言葉で、英語が基になっている。
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日本語 |
英語 |
ビスラマ語 |
発音 |
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こんにちは |
Hello |
Alo |
アロ |
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さようなら |
Goodbye |
Tata |
タタ |
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どうぞ |
Please |
Plis |
プリス |
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おはよう |
Good morning |
Gudmoning |
グッドモニン |
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おやすみ |
Good night |
Gudnaet |
グッドナエット |
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すみません |
Excuse me |
Skiusmi |
スキウスミ |
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どうもありがとう |
Thank you very much |
Tangkyutumas |
タンキュートゥマス |
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お元気ですか?調子はどう? |
How are you? |
Olsem wanem? |
オルセムワネム |
|
元気だよ |
I’m fine. |
I straet nomo. |
イーストレト ノモ |
|
そして |
And |
Mo |
モ |
|
いくら |
How much? |
Hamas |
ハマス |
|
〜をもっていますか? |
Do you have_____? |
Yu gat_______? |
ユ ガット〜? |
|
わたしわかりません |
I don't understand. |
Mi no savee |
ミ ノ サビー |
|
じゃ、また |
See you. |
Lukim yu |
ルキム ユ |
|
すみません |
I am very sorry. |
Sori tumas |
ソリ タマス |
|
名前はなんですか? |
What is your name? |
Wanem nem blong yu? |
ワネム ネム ブロング ユ |
|
この食べ物は美味しい |
This food is delicious. |
Kakae emi gud |
カカエ エミ グッド |
|
お腹がすいている |
I am hungry. |
Mi wantem samting long kakae |
ミ ウォンテム サムティング ロング カカエ |
|
喉が渇いている |
I am thirsty. |
Mi wantem samting long dring |
ミ ウォンテム サムティング ロング ドゥリング |
|
すばらしい |
Excellent |
Nambawan |
ナンバワン |
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魚 |
Fish |
Fis |
フィス |
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大きい |
Big |
Bigfala |
ビグファラ |
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食べ物 |
Food |
Kakae |
カカエ |
|
飲み水 |
Drinking water |
Kolwater |
コルウォター |
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海水 |
Seawater |
Solwater |
ソルウォター |
|
かもめ |
Seagull |
Pigeon blong solwater |
ピジョン ブロング ソルウォター |
ヴァヌアツのアクティビティ
ヴァヌアツ観光の中心は、伝統的な文化や生活様式、ダンスなどを見聞・体験し、現地の人々と交流することとコバルトブルーの海を舞台に各種レジャーやマリーン・スポーツを満喫することにある。数多くのバラエティーに富んだツアーが企画され、老若男女を問わず誰もが無理なく楽しめる。町の裏通りのお店ではとびきり美味しいホームメードのジャムやピックルスを味わい、どこまでも透き通るコバルトブルーの海では美しいサンゴ、彩り豊かな熱帯魚とのダイビング、小型飛行機で行く無人の小島への訪問、タンナ島のヤスール活火山を目の当たりにする体験、目の前で見るオリジナル・バンジージャンプなど、特別な体力や知識はいらない。また、ヴァヌアツへ来てメインの島を離れ、外の小島を体験せず帰るのは、高級レストランに来てパンだけ食べて帰るのと同じ様なものだと言われる。
マリーンスポーツ
● ダイビングとシュノーケリング
ヴァヌアツの海の世界は、その抜群の透明度、温かい海水、ダイブ・サイトへの近さと同時にその考えられないほどの多様性にある。一つは、急な断崖、洞窟と突き出した岩肌、冷えた溶岩で作られた巨大な洞窟と海面下で繋がる入り組んだトンネル、そして、そこに息づくサンゴ、海草、海綿、珍しい熱帯魚など多様な生命体。もう一つは、戦艦、飛行機、客船、古い艤装船など底に沈む多くの沈没物である。ルーガンヴィルのサント港に沈む豪華客船プレジデント・クーリッジ号は有名だ。山地のような地形エファテ島周辺では、北西に位置するモシ島やレレバ島周辺とメレ湾に浮かぶハイダウェイ島が人気スポット。また、サント島の周辺は世界最高級のダイビングが楽しめるスポットとして有名である。
● クルーズ、ヨットのチャーター
ヴァヌアツでのセイリングは格別だ。半日、1日、複数日のクルーズでは、観光、スイミング、シュノーケリング、ダイビング、ピクニックと洞窟探検などが楽しめる。
● フィッシング
ポート・ヴィラには大物をターゲットとするトローリング・ボートを持つサービスが幾つかあり、カジキ・マグロやサメ、ドルフィン・フィッシュなどを求めて釣り好きが集まってくる。また、各種のゲーム・フィッシングの大会が行われている。
● その他のマリーンスポーツ
水上スキーやウィンド・サーフィン、カタマラン、パラセイリング、カヌーなどが楽しめる。リゾートによってはエンジンの音がする水上スキーやパラセイリングなどを禁止しているところもあるので予約時に確認すること。
ショッピング(ポート・ヴィラ)
ポート・ヴィラはヴァヌアツで唯一の免税港であり、色彩鮮やかに混ざり合ったフランス、英国、メラネシアの文化の香りに包まれた商品を楽しめる。アートとハンディクラフトの店が7店、宝石店が1店、ブティークが11店、ギフトショップが2店、免税品店が4店営業している。ピリオコ・ハウスにある観光局でフリーのマップを手に入れよう。
スパ
ヴァヌアツで忘れられない体験は、主要なリゾート・ホテルで体験できる若返りとリラックスのためのデイ・スパである。フェイシアル(美顔)、マニキュア、ペディキュア(足療法)、ボディー・スクラッブ、ワクシィング用のアロマセラピーとエッセンシャル・オイルの数多いセレクションのもとマッサージの各種の高度なテクニックを駆使したナチュラル・パッケージは男性、女性も楽しめる。心身ともにリラックスできるスパを是非体験してみよう。
● ナメレ・デイ・スパ
(Namele Day Spa, Le Meridien Port Vila Resort & Casino、Tel:22 040)
● スパ・フランジパニ
(Spa Frangipani, Iririki Island Resort、Tel:23 388、Web:http://www.iririki.com/)
● エラコール・デイ・スパ
(Erakor Day Spa, Erakor Island Resort & Spa、Web:http://erakor.vu/)
● ブレアカス・ビーチ・リゾート
(Breakas Beach Resort, Breakas Beach Desort、Tel:23 670、Web:http://www.breakas.com/)
● ロータス・ヘルス&ビューティー
(Lotus Health & Beauty、Tel:28 811)
ショッピング(ポート・ヴィラ)
ポート・ヴィラはヴァヌアツで唯一の免税港であり、色彩鮮やかに混ざり合ったフランス、英国、メラネ
ウェディング
美しい国ヴァヌアツで結婚式を挙げるのは、素晴らしい一生の思い出になるに違いない。ル・メリディアン・リゾート&カジノ、イリリキ・アイランド・リゾート、エラコール・アイランド・リゾートなどの主要なホテルで挙式できる。結婚するには、パスポート、立会人(新郎側、新婦側各々1人づつ)が必要で、また、結婚式の日から28日以前に申請書を提出し、新郎側、新婦側とも結婚日より3日前にヴァヌアツに入国すること。希望者は旅行業者に相談する。
ゴルフ
エファテ島ポート・ヴィラの郊外に出たところに、18ホールのチャンピョン・コース「ポート・ヴィラ・ゴルフ・アンド・カントリー・クラブ」(Port Vila
Golf and Country
Club)がある。ヴァヌアツ・オープンが開催されるコースはメレ湾に面し、全長5,800メートル、海とブッシュを見ながらゆっくりゴルフができる。料金は約VT2,500(30
豪ドル)にキャディー・フィーVT1,000が必要である。申し込みは、旅行エージェントを通じてブライアン(Bryan)に直接行う。(Tel:77
034、E-mail:bryand@optusnet.com.au)その他、ル・ラグーン・リゾート&スパには12ホール、ル・メリディアン・リゾート&カシノには9ホールのゴルフ場がある。
他島へのツアー
オーストラリアやニュージーランドからのツアー客が多いヴァヌアツは、マリーン・スポーツ以外のアクティビティもいろいろ用意されている。代表的なものがバンジー・ジャンプ発祥の地ペンテコスト島やヤスール火山で知られるタンナ島へのツアーである。
● ペンテコスト島ツアー
エファテ島の北約230kmに浮かぶペンテコスト島は、バンジー・ジャンプの基になったランド・ダイビングで知られる。毎年4〜6月にかけて行われる収穫祭のメイン・イベントで、約20mの高さに組まれたやぐらから若者が地面をめがけて飛び降りる。やぐらの横では、飛び降りる若者を勇気づける勇壮な踊りが繰り広げられている。成功した若者は大声を上げて勇気を誇示し、それに観衆が歓声で応える。ペンテコスト島へは日帰りのツアーやヨットでのツアーなどが用意されている。
● タンナ島ツアー
ポート・ヴィラからの日帰りツアーや宿泊ツアーが用意されている。世界で最も火口に近づくことができるヤスール山や昔と変わらぬ習慣に従って生活するカスタム・ヴィレッジを訪ねる。飛行機が小さく人気のあるツアーなので早めの予約が必要である。